さて、今回は
「美しさと機能性の共存」
というテーマについて、
お伝えしていきたいと思います。
携帯電話しかり、家電製品しかり、
いろんなプロダクトが、
美しさと機能性が共存出来ている中、
どうも家に関しては、
「美しい家=使い勝手が悪い」とか、
「美しい家=住み心地が悪い」
というイメージが、
未だ拭えてないような感じなので、
その誤解を全力で解いていきたいと思います。
✔︎美しさと機能性が共存出来ない理由
では、なぜこと家に関しては、
美しさと機能性が
共存出来ないのでしょうか?
内装は美しく仕上げることが出来るのに、
こと外装に関しては、
お世辞にも美しいとは言えない
家が大量生産されるのでしょうか?
ここには2つの理由があると考えます。
まず1つ目が、
美しい家にするために
どうすればいいのかを建築会社が
そもそも知らない、ということです。
知らないことは、
どう頑張っても実現不可能ですからね。
また、人は基本的に、
知らないことや新しいことは
否定したくなるものです。
例えば、投資を全くしたことがない人は、
投資について否定的になるでしょうし、
太陽光発電に否定的な意見を持つのは、
太陽光発電をつけてない人だったりします。
それと同じ理由で、
弊社が建てる家のような
外観デザインが美しい家の
つくり方を知らない人たちは、
もっともらしい意見を述べ、
意図的に潰そうとしているのでは
ないでしょうか。
「使い勝手が悪い」とか、
「家の中が暗い」とか、
「コストが高くなる」とか、
「メンテがしにくい」とか、
聞いた人が思わず後ずさりしてしまうような
理由を述べることによって、です。
そんな家を見たこともなければ、
体験したこともないのに・・・
そして、2つ目の理由が、
外観のことも考えながら、
間取りを考えていないこと、です。
つまり、間取り図と
ずっとにらめっこしてしまっている
ということですね。
間取り図だけを見て、
間取りをいじってしまうと、
確実に家のデザインは崩れていきます。
変な場所に窓が出来てしまったり、
窓が不均一になってしまったり、
正面に換気扇やエアコンの室外機&配管などが
出てしまったりするからです。
また、デザインを美しくするためには、
縦横のバランスがとても大事だし、
重心を低くした方がいいので、
平屋を基本とすべきなのですが、
一般的には2階建てが基本となっているため、
どうしてもデザインが崩れやすくなってしまいます。
そんなこんなで、
機能性はいいんだけど、
なんだかデザインがパッとしない家が
出来上がってしまうわけです。
✔︎美しい家は機能性が悪いのか?
例えば、弊社では
基本的に平屋を提案するのですが、
平屋の場合、問題が発生しやすいのが
防犯面とプライバシー面です。
ゆえ、その問題を解決するために、
出来るだけ窓の数を減らしつつ
それらの窓全てから
たっぷりと光が採り込めるように、
カーテンが必要じゃない窓だけを
つくるようにしています。