リビングダイニングキッチンの開放感を高めるために、
“出来るだけ天井を高くしたい”
という要望をお聞きすることがあります。
確かに、リビングダイニングキッチンぐらい広ければ、
天井を高くするだけで、幾分開放感は高くなるでしょう。
しかし、わざわざコストを上げて
天井を高くしたとしても、
期待以上に開放感が出るのかというと
案外そうでもないというのが
現実ではないでしょうか?
では、その理由について、
お伝えしていきたいと思います。
✔理由1:天井・ドア・窓の高さが揃ってないから
たとえ天井を高くしても、
室内のドアや外に出られる大きな窓が
天井の高さと揃っていなければ、
抜け感が感じられないため、
それほど空間に広がりが感じらません。
この写真の家のように、
窓と天井の間やドアと天井の間に
垂れ壁と呼ばれる中途半端な壁が出来るからです。