♢家づくり豆知識/外観をシンプルに仕上げる5つの理由♢

6.27

シンプルノートの施工実例をご覧いただければ一目瞭然ですが、正面に窓がありません。

 

 

そして、それが家の美しさを際立たせているのですが、

とはいえ、ただ単に美しさだけを追求して

そうしているわけではなく、

そこには、それなりにちゃんとした意味合いがあります。

 

 

 

では、今回は5つあるその理由について

お伝えしていきたいと思います。

 

 

結論としては、

この5つ全てがうまく絡み合うことによって

住まいにとって大切な

居住性と経済性を高めているというお話です。

 

 

理由1:汚れにくいから

 

まず1つ目の理由がこれです。

外壁が汚れる最大の原因は、

窓や換気扇といった外壁から突起した部材です。

窓からダラーっと流れる垂れジミと

換気扇から出てくる黒ずんだ汚れですね。

 

 

なので、家の正面にそれらをつくらないことによって

そもそも汚れの原因を排除しているというわけです。

 

とりわけ北が正面になる場合は、

直射日光が当たらない分、

余計に汚れやすいですしね。

 

 

そして、あまりにも汚れが目立つことになれば、

外壁の塗り替え頻度が高くなり、

維持管理コストが高くついてしまいます。

 

 

また、汚れが目立つお家は、

訪問販売のリフォーム業者にも目をつけられやすく、

さらに出費がかさむことになるかもしれません。

(不安を煽られて工事する方向に持っていかれちゃうからです)

 

 

そんなこんなで、

建てた後の維持管理費を少しでも抑えるために、

汚れの原因を元から排除しているというわけです。

 

理由2:間取りが分かりにくいから

 

そして、2つ目の理由がこれです。

まー、言うなれば泥棒さんに狙われにくくしている

という感じですかね。

 

日本は外国に比べて治安が良いので、

そこまで心配する必要ないかもですけどね(笑)

 

とはいえ、パッと見ただけで

間取りが分かってしまう家より、

どこからどう見ても間取りの想像がつかない家の方が、

安心して暮らせそうな気がしますよね?

 

 

理由3:プライバシーが担保しやすいから

 

3つ目の理由がこれです。

家の正面は何も建たないため光も採りやすいですが、

その分、視線も入ってきやすいという

隠れデメリットがありますからね。

 

 

そして、視線を遮るために

カーテンを閉め切ってしまったら、

家の中が暗くなっちゃいますからね。

 

 

これに関して特に注意しなければいけないのが、

南向きの日当たりが良い土地ですね。

 

 

南向きの土地の場合、

南からの光を家の中にたっぷり採り込みたいあまり、

大きな窓をたくさん正面につくってしまいがちですが、

そうなれば防犯性もプライバシー性も

最悪の状態になっちゃうからです。

 

 

なので、家の中への

光の採り込み方を工夫することによって

家の正面からの採光に頼らなくて

いいようにしている次第であります。

 

 

理由4:意匠性を高めるため

 

ちょっとカッコよく書いてみましたが、

要はデザイン性を高めるってことです。

携帯電話や家具や車同様に、

カッコ悪いデザインのものより

カッコ良いデザインの方が良いからです。

 

あくまでこれに関しては、

理屈ではなく感情的な要素となるので、

説明はこれくらいにしておきますが。

 

 

しかし、デザイン性を高めることは、

実は裏に隠された大きなメリットがあるんですよね。

 

 

理由5:外構費用が安くなるから

 

それが、この最後の理由です。

家のデザインが美しくなると、

庭に装飾をする必要がなくなります。

 

 

家そのものが美しい場合、

庭もそれに合わせてスッキリシンプルに仕上げた方が、

家をより引き立ててくれるからです。

 

 

そしてその結果、

庭の予算を押し上げる余分な工事の

一切をなくすことが出来ます。

 

 

また、防犯性とプライバシー性を

高めるための植栽や目隠しや塀などの

余分な工事も一切必要なくなります。

 

 

そんなこんなで、庭にかける費用も、

ダントツで安くなるというわけです。

もちろん、無意味に広い土地を買っちゃうと

この限りじゃありませんけどね・・・

 

 

いかがでしたか?

端的に説明させていただきましたが、

こんな外観にしている理由を

大体ご理解いただけたでしょうか?

 

 

とはいえ、間取りが分かりにくい分、

家の中身がどんなもんなのか

いまいち掴めないと思うので、

もしよろしければ一度弊社のお家を見に来てくださいね。

いつでもご案内させていただきますので。

 

それでは、、、