室内を光に満ちた明るい空間にするためには、
窓から光を安定的に採り込むことと、
その光を家全体にまんべんなく届けるための
工夫が必要となります。
そして、そのためには、
まずは、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくること、
次に、窓から入ってくる光が家全体に広がるように、
室内仕上げをしていかなければいけません。
では、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくるためには、
どうすればいいのかと言うと、
そうしたい窓を、外から丸見えの窓にしないようにすることです。
カーテンを閉める一番の原因が「外からの視線」だからです。
(もちろん、室内からは外が見えるようにしながらです)
また、直射光が入ってき過ぎることも、
カーテンを閉めてしまう原因となることから、
直射光の採り込み方にも工夫する必要があります。
眩しすぎる光はテレビが見にくくなる原因にもなるし、
床や家具などの痛みの原因にもなりますからね。
さらに、ガラスにも一工夫を加えると、
室内がもっともっと明るく生まれ変わります。
意匠性も高く、かつカーテンを閉める必要がない
透明でもなく、かつスリでもないガラスを使用することによって。
このように、以上の3つのコトに留意して
窓をつくることが出来れば、
無駄にたくさん窓をつくらずとも、
たくさんの光が室内に入ってくるようになります。
窓の本数が減れば、窓のコストもカット出来るし、
同時にカーテンにかかるコストもカット出来ますしね。
✔︎光を拡散するための工夫
次に、入ってきた光を
家全体に拡散させていくんですが、
そのために欠かせない1つ目の要素が、
『白』を内装のベースカラーにすることです。
白は光を拡散してくれるカラーだからです。